ウレタンフォームの変色・へたり・においについての通販ならシンカシング

ウレタンフォームの変色・
へたり・においについて

変色について

軟質ポリウレタンフォームには変色しやすいという欠点があります。
一見して表面が変色していると判断できるまでの時間は、直射日光下で数時間、直射日光の入らない暗所であっても
数週間から数ヶ月というように紫外線の影響によって著しく変わってきます。また蛍光灯によっても変色は起こります。

さらに変色は熱による反応でも発生します。
ウレタンフォームは化学反応により製造しますが、その化学反応が発熱反応であるため、生産時にウレタンフォーム内部の温度は100℃を超えるような高温状態になります。そのため、スコーチと呼ばれる変色が起こることがあります。

この紫外線や熱による変色はポリウレタンフォーム中の高分子鎖の一部が発色しやすい高分子鎖に変化するためと考えられています。
従って高分子鎖の切断とは異なりますので変色が直ちに物性上の劣化にはつながらないと考えられています。

変色は直ちに性能に影響を及ぼすものではないため、当社では軽度のものについては出荷させて頂いております。

へたりについて

軟質ポリウレタンフォームに荷重をかけた時、厚みや硬さが減じる現象を一般的に「ヘタリ」といい、
JIS K 6400-4 繰返し圧縮残留ひずみ試験 A法(定荷重法)にて測定を行います。
ヘタリが小さいとは厚みと硬さの低下率が小さいことを言います。
繊維綿に比べ、軟質ポリウレタンフォームは低密度の(重さが軽い)割にはヘタリが小さいことが特長ですが、
実際には使用する条件・環境が異なるため「何年使うと何%の厚みや硬さの減少がある」とは一概には言えません。
しかし、一般には重い荷重が長期にかかるほど、フォーム密度が低いほど、ヘタリが大きくなります。

また、JIS K 6401(耐荷重用軟質ポリウレタンフォームの製品規格)では硬さ低下率をクラス分け(X・V・S・A・L)で分類しています。
このクラス分けは軟質ポリウレタンフォームのヘタリ性を区別できる尺度になります。

においについて

ウレタンフォームはポリウレタン樹脂を炭酸ガスなどによりフォーム(泡)化したものであり、樹脂自身は元来無臭のものです。
しかし、製造時に添加される少量の触媒や製泡剤などの一部が原因となり、においがすることがあります。また、連通した微細セル構造(気泡)であるウレタンフォームは樹脂の表面積が極めて大きいため、接している他の材料や、直接さらされている雰囲気等に異臭気があればこれらが容易に「吸着」され、使用場所に開放したとき、このにおいが「放散」されるため、ご使用初期には、においがすることがあります。もし気になる場合は、風通しの良い場所で2〜3日陰干しを行っていただくことで、においが軽減されます。

当社ではにおいセンサーや官能評価を実施し、においが軽微であることを確認しています。
また、圧縮梱包時に脱気することより、においを軽減する対策を図っています。

参考元:ウレタンフォーム工業会 http://www.jufa-urethane.org