2017年8月15日

ふとんについて

ふとんとは・・・?

ふとんは日本で広く使われている寝具で、畳や床に直接敷いて使います。
ベッドマットレスで寝ている方、ふとんを敷いて寝ている方、それぞれいらっしゃると思いますが、ここではふとんにスポットを当ててご紹介したいと思います。

ふとんの最大のメリットは収納できるため、寝室のスペースを広く活用できるところにあります。
さらに低い位置で眠ることでの「安心感」もふとん派にとっては大きな魅力です。
ただし、上げ下ろしの必要があるため、ベッドマットレスとは違い重量が重要なファンクションになります。

「眠るための道具」という意味ではマットレスとふとんにはそれぞれに良いところがあります。
生活スタイルも含め自分にとってどちらが合っているか、また寝やすいかを考えて選択することが大切です。

ふとん、マットレスのメリット・デメリットは?

生活様式の西洋化の中で、マットレス(ベッド)の使用者は年々増加していると言われています。
ただ、畳の上に布団を敷き、床面に近い所で眠ることの安心感はふとん派にとっては捨てがたいところかもしれません。
ベッド、ふとんの選択は結局のところ生活スタイルや好みの部分が大きいですが、それぞれのメリット・デメリットを知った上で自分に合った寝具を選んで下さい。

「ふとん」は叩いてはいけない!

近年は、よく知られるようになってきましたが、ふとんを叩くことはただ単にふとんを痛めてしまうだけで、メンテナンスとしては逆効果になってしまいます。
晴れた日に布団を干して力いっぱい叩くとなんだか気持ちがいいですし、きれいになったような気がしますよね。
でも実は叩いた際に出るホコリのようなものはほとんどが中材(中綿等)のちぎれてしまった繊維です。さらにダニなどの死骸が表層に出てきてしまうのでアレルギーの原因をますます増加させてしまうことにもなります。
ふとんは干してから表面をさっと払い、その後掃除機をかける方がずっときれいになり、長持ちさせることが出来ます。

良い睡眠のため ふとんに必要な4つの要素とは?

「吸放湿性」

湿気を素早く吸収・放出する機能を「吸放湿性」といいます。
人は睡眠中に発汗作用によって体温をコントロールし、深い眠りと浅い眠りをコントロールしているため、放っておくと寝床内の湿度は高くなってしまいがちです。
寝床内の湿度が高くなりすぎてしまうと汗が蒸発することが出来ず、適切に体温を下げることが難しくなってしまいます。また当然ムレを感じることで眠りが浅くなってしまうことも考えられます。
吸湿・放湿性に優れた素材を使用することはムレ感を予防するだけでなく眠りの質を改善する大きな要素であるといえます。

「寝姿勢の維持」

人間の背骨は直立時には緩やかなS字カーブ(生理的湾曲)を描いており、睡眠時にも緩やかなS字カーブを維持することが最も体に負担のかからない姿勢であると言われています。人間の体は直立時には重力に対して垂直ですが、睡眠時には上記のように各部位によって重さの比率が変わってくるため、そのままでは臀部が不適切に沈み込み、体に負担をかけることになってしまいます。体の部位に応じた適切な「支持性」を持たせるために、素材の選定や加工による形状を工夫することが大切です。